医療法人 恵優会

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歯科では治せない口の中の痛み

2019年12月15日

皆さまこんにちは。
本日も医療法人恵優会にご来院いただき、ありがとうございます。
今回は「歯科でも治せない口の中の痛み」についてお話させて頂きます。

歯科医院では「歯が痛い」「痛みを止めてほしい」と受診される患者様に対して、
適切な検査、診断により治療が行われていると思います。

しかしながら、検査をしても歯や歯周組織に異常が見られないにも関わらず、歯にお痛みを感じる方もいます。

この状態を「非歯原性歯痛」といいます。歯の痛みを訴えて受診した人の約3%が、非歯原性歯痛だといわれています。



非歯原性歯痛は、大きく分類すると7つあります。

1 ) 筋・筋膜性歯痛   5)心臓疾患による歯痛

2 )神経障害性歯痛   6)精神疾患・心理社会的要因により歯痛

3)神経血管性頭痛による歯痛    7)その他の様々な疾患による歯痛

4)上顎洞性歯痛

 

1)筋・筋膜性歯痛


噛むときに使う顔面の筋肉(咬筋、咀嚼筋)や首の筋肉の疲労、コリによって引き起こされる歯の痛みの原因は筋肉にあります。治療方法として効果的なのは、「トリガーポイント」という痛くて縮んだまま伸びなくなった筋肉に局所麻酔を打つまたはマッサージなどを行うことです。


2)神経障害性歯痛


神経障害性歯痛は、神経障害性の疼痛が原因で起こる歯の痛みで、主に2つのタイプに分けられます。ひとつは発作性で、三叉神経の痛みが原因で起こる激痛です。もうひとつは持続性で、代表的な原因として帯状ほう疹や帯状ほう疹の後遺症による神経痛があります。神経周囲の炎症や腫瘍、骨折によって神経が障害されることが原因となる場合もあります。


3)神経血管性頭痛による歯痛


神経からの信号によって,頭蓋内の血管が腫れて生じる頭痛を「神経血管性頭痛」と言います。その影響で歯痛が生じることを「神経血管性頭痛による歯痛」と言います。この痛みの特徴は、歯や顔面に発作性の痛みが生じ、それが数時間続きます。

4)上顎洞性歯痛


上顎の骨の中にある副鼻腔の空洞に、炎症や腫瘍があって起こる歯の痛みです。
原因は、上顎洞内部に圧が加わることや上顎洞内の炎症が歯の近くにまで及ぶことと考えられています.
歯が原因で副鼻腔に炎症が起こることもあるため検査・診断が重要となります。

5)心臓疾患による歯痛


狭心症や心筋梗塞、心膜炎などの心臓の病気が原因で起こる歯の痛みです。
多くの場合顔の痛み、胸の痛み、歯の痛みが同時で起こりますが、稀に歯の痛みだけ起こる場合があります。
その場合心臓の検査を行うので循環器科や内科などの心臓の専門家に診察を受けることをおススメします。

6)精神疾患、心理的社会的要因による歯痛


うつ病や統合失調症などの精神疾患がある方に起こる原因不明の痛みや心理社会的要因(ストレス)が背景にあって起こる歯の痛みのことです。

7)その他 様々な疾患による歯痛


腫瘍,血管炎,頸椎の異常,迷走神経反応,薬の副作用など様々な原因が考えられます。

 

このように歯痛は歯が原因ではなく、何らかの病気のサインとして現れることもあります。当院では患者様の全身的な背景も含めた上で、一人一人に丁寧にカウセリングさせて頂き、適切な検査、診断に基づき治療を行っております。患者様の健康の手助けになれるよう、精一杯サポート致します。気になることなどがございましたらお気軽にお声掛けください。

最後までご覧いただきありがとうございます。
よろしければ「耳鼻科だけじゃない!歯科治療でも関係のある「上顎洞」って何? 」もご覧ください

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