皆様、こんにちは。
本日も医療法人恵優会にご来院いただき誠にありがとうございます。

皆様は、歯の治療時に「神経の治療をしましょう」「神経を抜きましょう」など聞いたことはありますか?
神経という言葉を耳にすると、「歯の中にあるもの」というイメージが結びつかれると思います。一体その神経ってどういうものなのか気になる方も多いと思います。
そこで、今回は「歯の神経」についてお話をさせていただこうと思います。

歯の神経の役割ってなに?


まず、「歯の神経」という言葉の正式名称は「歯髄(しずい)」といいます。
歯髄には、血管と神経が入り混じっています。



●神経には大きく分けて2つの役割があります


 

1.歯に栄養を運んでくれる


歯は、身体からカルシウムやミネラルなどの栄養を血管を通して象牙質に常に運んでいます。そのため、神経のある歯は丈夫でしっかりと噛む事が出来ます。
神経がない歯は、栄養が補給されないため通常の歯に比べ折れやすいと言われています。そのため、なるべく神経を抜かない治療を行いますが、強い痛みを伴う場合等はやむを得ず神経を抜く治療を行います。

2.異常を教えてくれる


虫歯ができると、痛みやしみるという症状が出ます。

●痛み
虫歯の進行具合により痛みの度合いも変わります。
具体的には、噛むと痛い、何もしなくても痛い、痛みのなみがある、鈍い痛み、ジンジン・ズキズキとした痛み、などがあります。

●しみる
しみる症状は、虫歯の場合、歯が欠けて象牙質が露出している場合、知覚過敏や歯周病などにより歯頚部が露出した場合に起こります。
具体的には、冷たいもの・温かいもの・甘いものがしみる、歯磨き時にしみる、歯磨き後もしばらくしみる、などがあります。



 

歯の神経を抜くメリット・デメリットとは?



-  メリット  -          


1.歯の知覚が全く無くなる

虫歯での強い痛みが無くなり、神経を完全に除去するので冷たいものがしみたり温かいものがしみたりなど、痛みを感じることはありません。
その為、虫歯が進行していても気づかない事が多いので注意が必要です。
 2.歯を残すことが出来る

虫歯が進行した場合は、神経の治療をすることで、歯を温存することが出来ます。
虫歯の進行状況にもよりますが、温存不可能と判断した場合は抜歯をする可能性もあります。

-  デメリット  -


 
 1.歯の異変を感じられなくなる

神経が無いと、再び虫歯になっても、「痛い・しみる」などの自覚症状を感じないため、「かなり悪化した状態になって気づいた」ということも少なくありません。
 2.歯の色が黒ずんでくる

神経がない歯や神経が死んでしまった歯は、血液が循環しなくなることで、歯の中の組織の新陳代謝が無くなり、歯の色が黒ずんでいきます。
 3.温度が感じられなくなる

神経があることによって、歯はいつも温度を感じています。
その為、神経がないと温度を感じなくなり、食事の味にも影響してきます。

 

神経のない歯はどうなるの?


 

歯の神経がなくなると、健康な歯に比べて歯の寿命が短くなります。
なるべく歯を長持ちしてお使いいただけるように、一通り神経の治療を歯科医院で行う事が重要です。
神経の治療は、途中でやめてしまうと、歯を温存できなくなる場合があります。
神経の治療後も土台をたてて歯の補強をし、その上から被せ物を接着することにより、よりしっかりと噛む事が出来ます。
神経のない歯は、健康な歯に比べ折れやすいですが、一通りの治療を行う事で折れるリスクや歯が欠けるリスクも低くなります。

また、今後も歯を長持ちさせるためには、定期検診が重要です。
定期検診は、歯磨きでは落としきれない着色、歯垢、歯石汚れを、専用の器具を用いて落とし、口腔内の状況を確認します。虫歯の早期発見、早期治療にも繋がりますので、ぜひご来院ください。



 

最後までお読みいただきありがとうございました。
宜しければ「歯の神経の治療について」もご覧ください。





-医療法人恵優会-

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