皆様こんにちは。本日も御来院していただきまして、ありがとうございます。今回は「虫歯がないのに歯が痛い理由」についてお話しさせて頂きたいと思います。

 

 

虫歯がないのに歯が痛い理由


 

 
はじめに......

虫歯が原因でない歯の痛みを非歯原性疼痛(ひしげんせいとうつう)といいます。非歯原性疼痛の代表的なものとして以下のものがあります。

 
1.歯の歯折

2.歯科治療後の末梢神経障害性疼痛

3.筋・筋膜性疼痛の関連痛

4.頭痛や全身疾患の関連痛

 

 

1.歯の歯折


歯に強い力が加わると歯が割れてしまい、それが原因で痛みが出ることがあります。神経のある歯では中の神経が痛みを察知し、また、神経の抜いてある歯では、周囲の組織が痛みを察知します。歯の割れている部分がお口のなかに見えている部分(歯冠部)のときは比較的気づきやすいですが、骨の中に埋まっている根っこの部分(歯根部)の場合は検査・診察でわかることが多いです。



 

 

2.歯科治療後の末梢神経障害性疼痛


歯を抜いた後や神経を取る治療をした後に一時的に歯の周囲が痛くなることがあります。これらは多くの場合、自然と痛みは治まっていきます。



 

 

3.筋・筋膜性疼痛の関連痛


まず、関連痛とは痛みの原因が生じた部位と異なる神経支配領域に痛みが出ることです。非歯原性疼痛の場合、痛みの発生源として、顎を動かす筋肉(咬筋、側頭筋など)があります。そして歯や歯茎に異常がないのに痛む状態になります。そのメカニズムには、未だに十分に解明されている訳ではありませんが、脊髄のニューロン(神経細胞)が関連しているといわれています。痛みを生じやすいのは、主に上下の奥歯です。漠然とした鈍い痛みが出る方が多く、1日中痛む方もいれば、痛みが出たり退いたりする方もいます。最も大きな特徴は、筋肉中にトリガーポイントと呼ばれるしこりのようなものがあり、ここを指等で押すと強い痛みが生じます。そしてこのトリガーポイントを5秒程度押し続けると、歯痛が生じてきます。トリガーポイントを刺激した時に歯痛が再現されれば、筋・筋膜性歯痛と考えられます。



 

 

4.頭痛や全身疾患の関連痛


群発性頭痛(脳神経の一つである三叉神経の異常で起こる頭痛)の関連痛として歯痛が起こることがあります。特に上の奥歯に症状が出ることが多いです。ちなみに、群発性頭痛の患者さんの約3割は最初に歯科を受診するという報告もあります。また、脳腫瘍、側頭動脈炎(側頭部の皮下を走っている浅側頭動脈に起こる原因不明の血管の炎症)、緑内障などの関連痛として歯痛を感じることもあります。



 

 

口腔内や口腔周囲のことでお困りのことがございましたら、是非一度、ご相談して下さい。

 

最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました。
宜しければこちら(歯肉が腫れる原因)もご覧ください。

 

 

 

 

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