2017.07.02 20:48:38
皆さんこんにちは。アシコタウン歯科の影山です。
本日も医療法人恵優会にご来院いただきありがとうございます。
ところで 皆さんは歯肉が腫れたり、歯肉から出血を感じたことはありますか?
その症状はもしかしたら歯周病かもしれません。
「歯肉の腫れ、歯間部の腫れは歯周病?」との質問が多いので今回は歯周病について投稿をしたいと思います。
歯肉炎、歯周炎のことを歯周病と呼びます。
歯周病の原因はさまざまですが、大きく3つの原因が関係しています。
です。
お口のなかには500種類以上の細菌が存在していると言われています。その中の歯周病に関係している細菌を歯周病原細菌と呼びます。その細菌達が直接的にあるいは間接的にお口に作用して歯周病を引き起こします。
免疫や年齢、全身疾患、遺伝的要因が関係していると言われています。歯周病原細菌に対する身体の反応の違いには個人差があります。それは遺伝的要因も深く関わってきます。また糖尿病等の全身疾患が歯周病と深く関係していることもわかっています。
生活習慣では喫煙、ストレス、食生活(肥満)などが歯周病発症に大きく影響しています。喫煙すると免疫が下がり歯肉の修復能力を低下させてしまい歯周病を悪化させてしまいます。ストレスは免疫系の機能を低下させ歯周病の発症と進行に関係していることがわかっています。食生活(肥満)では脂肪から分泌される信号が、骨を溶かす細胞を活性化させてしまい、歯を支える骨に悪影響を与えてしまいます。
歯石は細菌の住み家になりお口に悪さをします。また歯石が形成された箇所には食べかすが付きやすくなり、そこに細菌が集まりお口に悪さをしてしまいます。
詰め物、被せ物の形がお口に合ってないと食べかすが付きやすくなったり、食べ物が歯間に押し込まれやすくなったりして細菌が集まり、悪さをしてしまいます。
口呼吸によって口腔内が乾燥すると唾液による清掃作用が低下して食べかすが付きやすくなってしまいます。
歯列不正によっても食べかすがたまりやすくなり細菌が増えて悪さをしてしまいます。
それは適切なブラッシングです。ただ単に歯を磨くだけでなく、ご自身の歯の形を意識したブラッシングが重要です。また歯ブラシだけでは届かないところは糸ようじや歯間ブラシ等の清掃道具の使用が課題となってきます。ご自身のブラッシング方法が適切か今一度ご相談いただけたら幸いです。
お口にあった適切なブラッシング方法を身につけてお口の健康を一緒に守っていきましょう。
また歯間にものが詰まったり、食べかすがつまったりするのは詰め物や被せ物の形がお口に合っていない可能性があります。気になる場合はこちらも是非お気軽にご相談ください。
私達は患者様に寄り添い、しっかりと治療をさせていただきますのでご安心下さい♪
今回は「歯肉の腫れ、歯間部の腫れは歯周病?」の投稿でした。
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
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