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キシリトールって歯にいいの?

2022.01.23 08:30:03

皆さんこんにちはいつも医療法人恵優会にご来院いただきありがとうございます。
今回は「キシリトールって歯にいいの?」についてお話させていただきます。



【キシリトールとは】
白樺や樫の木からとれる糖分から作られ、糖アルコールの一種で砂糖と同程度の甘さがあります。虫歯を予防する天然甘味料として、北欧諸国で多用され、ガムやタブレットなどに使用されています。厚生労働省より食品添加物として認可されていたり、世界保健機関(WHO)や国連食糧農業機関(FAO)もその効果を認めています。

【キシリトールが歯に与える効果】
①虫歯の発生と進行を予防

私たちの口の中にはミュータンス菌(むし歯菌)と呼ばれる虫歯の原因になる細菌が存在しています。ミュータンス菌の好物は糖分で、糖分を取り込み分解し、酸を出します。この酸を口の中で停滞させていることで、私たちの歯の表面を少しずつ溶かし、虫歯にしてしまいます。

 

そこで出番なのがキシリトール!キシリトールを食後(間食やジュースなども含む)に取り込むことによって様々な作用が働きます。

1)ミュータンス菌に取り込まれても、分解されず酸産生の原料になりません。

2)ミュータンス菌の増殖やプラーク(歯垢)の中和促進、形成を部分的に抑える作用があります。                  

3)キシリトールに含まれる糖アルコールには甘みがあるため、口腔内に入れると味覚を刺激し、唾液分泌を促進します。

 

また、ガムとして噛んだ場合には、咀嚼により唾液分泌も促進されます。唾液が増えることにより、口腔内にある糖分が流れてくれます。

 

 

➁再石灰化

キシリトールは唾液中のカルシウム濃度を高めてくれます。キシリトールとカルシウムが歯の表面に取り込まれると、酸で溶かされ虫歯になりかけてる部分(脱灰)を修復してくれます!このような働きを再石灰化といいます。

 

食後すぐに歯を磨くことも大事ですが、一度酸化してしまった口腔内をキシリトールで酸を中和させてから歯を磨く方がより虫歯予防になるともいわれています。(水やお茶で中和させるよりも効果的と言われています。)

 

このように、キシリトールを取り入れることがとても良いことなのはお分かり頂けたでしょうか?

お菓子やジュースが大好きなお子さんも多いと思いますが、お菓子の代わりにキシリトール配合のラムネやガムを食べるのが一番の理想ではありますが、それでもお菓子が好きなお子さんには間食後にキシリトールガムなどを食べさせてあげてください☆

体質的に虫歯になりやすい大人の方も、食後キシリトールガムで虫歯予防してみましょう!!特保マークの入ったガムを是非お近くのスーパー・薬局でGETしてみてください☻

※キシリトールは食べすぎによりお腹がゆるくなる場合もあるので適度に食べましょう★

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

皆様のご来院、スタッフ一同お待ちしております。

よろしければ「歯にいい食べ物について」もご覧ください。

 

 

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