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虫歯は痛くなってからでは遅い?

2019.03.24 08:30:15

皆さんこんにちは!本日も医療法人恵優会にご来院頂きありがとうございます。

皆さんが歯医者さんへかかるきっかけは何ですか?「痛くなったら歯医者さんへ行く!」という方が多いのではないでしょうか。そこで、今回は“虫歯を早い段階で治すことにどんな意味があるのか”についてお話ししようと思います。

虫歯は痛くなってからでは遅い?


よく"早期発見・早期治療"という言葉を耳にしますが、歯科でも同じです。本来ならば虫歯にならないように「予防」することが一番大切ではありますが、虫歯になってしまったら出来るだけ早く治すことをおすすめします。

なぜなら・・・
・虫歯は進行するごとに症状が大きくなってしまう。
・大きい虫歯の治療には複数回の通院が必要になる。
・虫歯が大きくなり神経を抜く処置をすると歯の寿命が減ってしまう。

といったような理由があるからです。

これらのことは歯科医院で歯科医師から説明をうけたことのある方もいらっしゃると思います。言葉だけでは実感がわきにくいと思うので、これからその説明をしていきます。

 

下の画像を用いて説明しますのでご覧ください。


1.エナメル質が虫歯になると…?


歯の神経から1番遠いエナメル質が虫歯になっても、症状が出ないことがあります。症状がないので気づかずに放置されてしまうことが多くありますが、定期的に歯科への通院があれば発見できるものです。この段階で治療を行えば歯を削る量も最小限になり、治療回数も1回で済むことが多いです。

2.象牙質が虫歯になると…?


象牙質には神経にまで繋がる象牙細管という細かい管がたくさんあるので、冷たいものや温かいもので「しみる!」という症状が出ます。この段階での治療は虫歯の深さや広さにより、強度のある詰め物を作る必要が出てくるため型取りなどを行う必要があります。その場合は3回くらいの通院が必要となります。

3.神経にまで虫歯が達すると…?


ここまで進行すると噛んだときにズキッと痛みが出たり、重症な場合には何もしなくても常にズキズキと痛む状態が続きます。この段階での治療は神経の炎症を取りのぞく事から始め、最終的には歯の全体を覆う被せ物を作る必要がある為、4回以上(個人差あり)の通院が必要になります。また神経を取ることによる歯のダメージは大きく、その歯の寿命は健康な歯に比べ約半分になってしまうと言われています。状態により、最悪の場合は抜歯になるケースもあります。

詳しくは虫歯の段階についてもご覧ください。

 

以上のように虫歯は進行するごとに「症状も重くなり、治療回数も増え、その分費用もかかってしまう・・・」ということが分かります。
「痛くなってから」でも治療自体は行えますが、上記のように大変になってしまいます。「(痛くなってから)歯科に行き、大変な治療になり、そして歯科が苦手になり、また行かなくなってしまう・・・」という負のスパイラルに陥ってしまう人がまだまだ多いと感じています。

その歯を長く使っていくためには早い段階での治療が必要不可欠です。

『虫歯はない』と思っている方のお口の中にも虫歯の原因にもなる歯垢や歯石などがついている場合があります。早期発見・早期治療のためにも、ぜひ、定期検診(歯のクリーニング)の受診をオススメしています。生涯使っていく歯を一緒に守っていきましょう!また、詳しい治療法についてもお気軽にお問合せください☏

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

宜しければこちら(クリーニングはどんなことをしているの?)もご覧ください。

 

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