医療法人 恵優会

MENU

NEWSお知らせ

被せものについて

2014.04.14 15:52:07

皆さんこんにちは。
本日もおおたモール歯科にご来院いただきありがとうございます。
今回は、被せもののメリットデメリットを紹介したいと思います。

保険の被せもの


保険の被せ物は3つあります。
前歯は、硬質レジン前装冠のみになります。前からみえる表面はプラスチックで覆われていますが内側と裏側は金属で覆われています。
小臼歯(前から数えて4~5番目の歯)は、銀歯(クラウン)とプラスチック(硬質レジンジャケット冠)の2種類がお選びできます。
奥歯(前から数えて6番目以降の歯)は、銀歯のみになります。
それぞれにメリットやデメリットがありますが
3つ共通なのは保険内なので安価に出来ることが保険最大のメリットです。
デメリットは細菌が付きやすいことや銀歯は金属の為お口の中で目立ってしまうこと。
金属が使われていると唾液で金属が溶け出し歯茎が黒ずむ場合があること。
また、硬質レジンはプラスチックなので着色が付きやすく長年お使いいただきますと変色することもありますですが、
保険内でも白く仕上がるのであまりお口の中で目立ちません。

自由診療の被せ物


自由診療の被せ物(保険外)は4つあります。

①ハイブリッドセラミックス


ハイブリッドセラミックスはプラスチックとセラミックスが合わさったものです。
プラスチックが入っているので全部セラミックで出来ている被せ物よりは着色が付きやすいですが、
保険内のものと比べると着色は付きにくくなっています。
また、内側が金属で覆われているので歯茎が黒ずむ場合もあります。
自由診療の被せ物の中では一番安価に出来るのも魅力的です☆

②メタルボンド


メタルボンドは、プラスチックが入っていない分ハイブリッドセラミックスよりも着色が付きにくくいのが魅力的です。
しかし、ハイブリッドセラミックス同様内側が金属で覆われているので歯茎が黒ずむ場合があります。

③e-max(イーマックス)


e-maxは、ガラスとセラミックスが合わさったものです。
透過性がある分天然歯のように綺麗に仕上がります。
セラミックスのみなので表面がツルツルしている分、着色や細菌も付つきにくいです。
金属が使われていない分歯茎との相性も良く金属アレルギーの方でも安心してお使いいただけます。
また、お値段が少し高いのがデメリットです。

④オールセラミックス(ジルコニア系)


オールセラミックスは、見た目も綺麗ですが、内側にジルコニアというとても強度のあるセラミックスが使われている為
割れにくいです。ジルコニアは金属よりも薄く金属よりも強いもので、結晶構造が変化し亀裂が入ることを防いでくれます。
ジルコニアは色彩表現がしにくいですが表面はジルコニアでは無いセラミックスの為見た目もとてもきれいです。
セラミックスのみなので、着色や細菌も付きにくいです。
e-max同様金属アレルギーのある方でもお使いいただけます。
また、自由診療の中で一番高価なことがデメリットです。

虫歯は進行すると最終的に被せものをつけなければならなくなります。
被せ物にも様々な種類がありますのでお好きなものをお選びください。
皆さんの健康の為にこれからも治療に日々励んでいきたいと思いますので、
宜しくお願い致します。

おおたモール歯科一同