医療法人 恵優会

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再治療について

2018.03.30 09:10:34

みなさんこんにちは。おおたモール歯科、歯科医師の高橋です。

今回は歯の再治療についてお話させていただきます。

 

 

再治療


詰め物が取れてしまった、治療した所が再び虫歯になってしまった、以前神経治療をした歯の根の先が膿んでしまった等、一度治した歯の再治療を経験された事はありませんか?では、なぜそういった再治療が必要になるのでしょうか?

まず、範囲の小さい虫歯を削った後に詰める白い材料(治療回数一回程)ですが、これは光を照射すると固まるプラスチックです。プラスチックといっても強度を上げるためにセラミックを砕いたものを混ぜてはありますが、長年使っているとどうしても削れたり、欠けたりしてきます。さらに処置の際、歯に下地の接着剤を塗りますが、これも年数が経つと劣化してきます。それによりその隙間から虫歯菌が入り込んでしまうことがあります。



次に、深い虫歯の治療や、神経を取る治療を行った際に型を取って作る保険診療の銀歯(治療回数3回~)ですが、こちらは人工物のため歯との間に段差ができてしまいます。また、銀歯は専用の接着剤で付けますが、咬んだり、熱いものや冷たいものを飲むことで年数と共に膨張・収縮します。これにより徐々に接着剤が劣化し、歯と銀歯の間から虫歯菌が侵入したり、神経治療した歯の場合はそこから根の先に菌が入り、膿をためてしまうこともあります。



 

 

再治療をなくすことはできる?


上記のように、詰め物や被せ物は時間の経過とともに傷んできてしまう為、再治療をなくすのは難しいのが現状です。しかし、再治療になるまでの期間を延ばすことは可能です。

1本の歯へ行える治療の回数は最大でも4、5回程です。削る量が多くなると歯自体が弱ってしまい最終的には抜歯となる場合もあります。反対に再治療までの期間が長くなれば、その分歯の寿命を延ばすことへと繋がっていきます。

 

 

再治療を少なくするためのポイント



  • 虫歯にならない食生活や適切なブラッシングを心掛ける

  • 虫歯になってしまった場合は早めに治療をする

  • 虫歯になりずらい材料や耐久性の高い材料を用いて治療する(ドックスベストセメントオールセラミック、ゴールド等)

  • 治療を終えた後もクリーニング等、定期的なメンテナンスを行う

  • 歯科検診を受け、詰め物に破折や劣化が見られた場合は早期に修復を行う


 

以上のことが大切になってきます。当院では虫歯を染める液等を用いてなるべく削らない治療を行っております。歯について気になることがありましたら是非お気軽にご相談下さい、一緒に健康な歯を守りましょう♪

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

-医療法人恵優会-

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