前歯、犬歯、小臼歯、大臼歯それぞれの役割について
皆様こんにちは!おやまモール歯科、歯科衛生士の新井です。
本日も医療法人恵優会にご来院頂きありがとうございます。
歯は私たちの暮らしの中でとても重要な役割を担っており、欠かせないものです。
役割として、食べ物を噛み砕く、発音を助ける、表情を作るといったことが
大きく挙げられます。
今回は前歯、犬歯、小臼歯、大臼歯それぞれの役割についてお話していきます。
1.前歯(中切歯、側切歯)
上下左右8本あります。食べ物を噛み切る、噛みちぎるといった重要な役割に加え、発音にも大きく関与しています。
また、前歯は一番初めに目に入るところになるので審美的にも重要な役割を担っています。
2.犬歯
前歯と小臼歯の間にある中切歯から3番目の位置にある歯です。
上下左右1本ずつ計4本です。犬歯は食べ物を切り裂く役割があり、他の歯よりも根っこが長く強度があります。
また、臼歯は縦方向の力には強いですが、左右に動かす力には弱いという特徴があり、
犬歯はその力が直接伝わらないように顎を左右に動かすと犬歯だけが噛み合い臼歯を守るといった大切な役割も担っています。
3.小臼歯
小臼歯は上下左右2本ずつの計8本あります。
矯正治療で抜歯されてしまう代表的な歯ですが、とても重要な役割を担っています。
小臼歯には下アゴが奥に下がらないようにするストッパーの役割や顎関節の機能を守り、噛み合わせを安定させる働きがあり噛み合わせの基準点にもなってきます。
噛み合わせが悪くなってしまうと顎関節に悪影響を及ぼしてきてしまいます。
食事の時に役立つだけでなくバランスを保ってくれる重要な役割を担っています。
4.大臼歯
大臼歯は上下左右2本ずつ計8本ですが親知らずも含むと計12本になります。(親知らずは生えてこない方もいらっしゃいます。)
前述で小臼歯についてお話ししましたが小臼歯、大臼歯は食べ物をすり潰したり、噛み砕いたりする役割があります。
その中で一番重要な役割を担っているのが第一大臼歯です。第一大臼歯は噛む力が一番強く、噛み合わせの基本となる大切な歯です。虫歯になりやすい歯でもあるため虫歯予防が大切になってきます。
大臼歯は1本失うだけでも物を噛み砕く能力が約40%も低下するといわれています。
また、上の前歯が抜けるとサ行、臼歯が抜けるとハ行、ラ行が発音しにくくなって、言葉が不明瞭になったり、顔の輪郭が変わって、表情が老けて見えたりします。
今回それぞれの歯の役割についてお話させて頂きましたが、日頃からのブラッシングや定期的な検診が重要となってきます。大切な歯を守る為に是非、定期検診にご来院ください
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出典:花王(https://www.kao.co.jp/clearclean/oralcare/basic/01/)
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