みなさんこんにちは
おやまモール歯科の川田です。
今回は歯科治療と骨粗鬆症の治療の関係についてお話ししようと思います。

一見無関係に思えるこの2つですが、実はとても深い関わりがあります。


骨粗鬆症の薬の影響について


骨粗鬆症で使用される薬の中にはビスホスホネート系の薬(以下BP薬)があり、これは骨粗鬆症の治療や、がんの骨転移治療に対してとても有効なお薬です。
しかしこの薬の服用歴がある方に対し、抜歯で顎の骨を削るなどの外科的な処置を行うと、その後うまく骨が治らず炎症がおこり顎の骨が壊死してしまうという副作用が報告されています。
また抜歯や外科処置だけではなく、長期的に入れ歯が合わない状態から傷ができ、その傷口から感染して顎骨壊死が起こる例も報告されています。



BP薬を飲んでいても通常の虫歯や歯周病などの歯科治療を行うことは可能ですが、骨粗鬆症の薬を飲んでいるという方やがんの治療歴があって定期的に注射しているというような方は必ず歯科治療を始める前に一声お掛けください。
また今後骨粗鬆症の治療を始める場合は、あらかじめ歯科治療を済ませておくことが重要です。

服用歴によっては抜歯などを行う前にBP薬を処方している主治医に対診を行い、可能であれば3か月程度薬を休んでいただく必要がある場合があります。また、薬の再開についても抜歯後の傷の治癒を確認できてからになります。
お薬を休んだ場合でも、顎骨壊死が起こる可能性がゼロになるということではありません。特に口の中が汚れていると感染や壊死が起こりやすくなりますので、いずれの場合も口腔内を清潔に保つことが重要になってきます。


大切なのは…


口腔内を清潔に保ち、定期検診で虫歯・歯周病の予防を行うことで、抜歯からの顎骨壊死のリスクも減らすことができます。
骨粗鬆症の方に限らず定期検診はとても重要です!皆さんのご来院お待ちしております。

今回は歯科治療と骨粗鬆症の治療の関係についてでした。
少し怖いお話になってしまいましたがご不明な点などあれば気軽にご相談ください。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。
宜しければ前回の記事(歯磨き粉の種類について)もご覧ください。

 

 

-医療法人恵優会-

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