医療法人 恵優会

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歯科麻酔について

2018.02.11 08:53:31

皆さんこんにちは!アシコタウン歯科の影山です。
いつもご来院ありがとうございます。

歯医者のお薬と言えば麻酔薬。麻酔と聞くとチクッとされる印象が強く、
診療時の麻酔が苦手な方は多いと思います。
歯医者側もそれは十分理解しているつもりで、少しでも痛くないよう、
快適に治療を受けていただけるよう考えながら麻酔を行っております。
それでは今回は麻酔についてお話していきたいと思います。

麻酔の方法


そもそも麻酔とは薬品を使って一時的に感覚を消失させることで、
歯科で主に使用する方法は部分的に麻酔を効かせる『局所麻酔法』と言われる方法で、3つの麻酔方法があります。

①表面麻酔法
表面麻酔法は麻酔薬を歯茎に塗って歯茎表面の痛みを和らげる方法です。
麻酔をする際の注射針の刺入時の痛みを和らげたり、
歯石とりや乳歯抜歯等の比較的痛みや刺激の少ない治療時に使用します。

②浸潤麻酔法
歯医者のチクッとする麻酔はこの方法です。
歯茎に注射針を刺入し治療したい歯、歯茎の感覚を消失させます。
当院では刺入時の痛みを少しでも緩和できるよう、
一般に販売されている針で一番細い針(33G)を使用しております。

③伝達麻酔法
下の親知らずを抜歯する時や下の奥歯を治療する時にお口の内側に麻酔をした経験
がある方がいらっしゃると思います。

伝達麻酔法は広範囲の感覚を鈍らせたり、麻酔が効きにくい場所の治療を行う場合
に神経に麻酔を行う方法です。
麻酔薬は骨の隙間を縫って目的とする歯の感覚を消失させるのですが、
下の奥歯のあたりの骨はとてもしっかりしていて麻酔が効きにくい場所のため、
奥歯で麻酔の効きが悪い場合や深いところにある親知らずの抜歯の場合などに伝達麻酔法を使います。

歯科で使う麻酔薬


歯科で使用している麻酔薬のほとんどには麻酔の効きを良くするために
アドレナリンが含まれています。
アドレナリンには心拍数、血圧を上げたりする作用があるため
心疾患や高血圧の患者様に使用すると動悸や血圧上昇を起こす場合があります。
アドレナリンが含まれていない麻酔薬もありますので、
心当たりがある方はスタッフに必ずお伝えください。

麻酔のリスク


麻酔を行うと快適に治療が受けられるようになりますが
いくつかリスクもあります。
・麻酔の感覚が不快
・頬を噛んでも分からない
・熱いものを飲んでも分からない
・刺入部が腫れてしまう⇒刺入部の感染

体質にもよりますが麻酔を行うと3時間くらい感覚が鈍ってしまいます。
麻酔後にお食事をする際には感覚が鈍っているので、
頬や舌を噛まないようにゆっくり召し上がってください。
麻酔を行っての治療は麻酔なしの治療に比べ快適な治療となりますが、
リスクがともないますので、
治療後ご予定がある際にはお気軽にスタッフにご相談ください。
私達は患者様に寄り添い、
しっかりと治療をさせていただきますのでご安心下さい♪

今回は「歯科麻酔について」の投稿でした。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

 

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アシコタウン足利内(サイゼリヤ様とマクドナルド様の間)

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