医療法人 恵優会

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口腔内のタバコのリスクについて

2017.11.29 13:23:25

皆さんこんにちは。本日もご来院いただきありがとうございます。
今回は、タバコによってお口の中にどんなリスクがあるのかについてお話したいと思います。

歯の色が黄色くなる?


タバコを吸っている人の歯が黄ばんでいるのを見たことはありませんか?
タバコの煙に含まれるタールは、歯の表面に付着すると、歯を黄色く着色してしまいます。俗に言う「ヤニがつく」状態なのですが、悪化すると黄ばみもどんどん濃くなっていき、黒ずんでしまいます。また、歯茎も例外ではなく、黒っぽく色がついてしまいます。口の中が黒ずんでいると見た目もあまりよくないですよね。

口臭にも影響が・・・


タバコは歯を着色するだけでなく、口臭の原因にもなります。
歯に付着したタールが発する臭いやニコチンによって口の中を清潔に保つ唾液の分泌量が減り、その結果臭いが生じてしまうのです。

歯周病の症状に気がつかない!


歯周病というと「歯ぐきの腫れ」「ブラッシング時の出血」などが比較的自分で気づきやすい自覚症状ですが、タバコに含まれるニコチンの血管収縮作用により歯茎の炎症症状が隠され、歯周病が進行しても出血などの自覚症状が出にくくなります。そのため、歯周病の発見が遅れてしまうのです。


このように、タバコは健康被害だけでなく、歯の色が悪くなったり、口臭がひどくなってしまったりと、お口の中においても悪い影響がいくつも見られます。
しかし、これらはタバコをやめることによって改善が望めることなので、タバコを吸われている方は、美しい口内環境を取り戻すためにも禁煙を頑張ってみることを おすすめいたします。

一緒に歯の健康を守っていきましょう!