医療法人 恵優会

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乳歯と虫歯の関係

2017.05.04 13:45:10

みなさんこんにちは。

本日もおおたモール歯科、おおたメディカルモール歯科、アシコタウン歯科にご来院いただきありがとうございます!

本日もたくさんのお子さんがいらっしゃったのですが、中には怖くて泣いてしまう子もいました。子どものころ虫歯で歯医者に行って、トラウマになってしまったという方も多いと思います。なるべく小さい子にトラウマになるような怖い思いはしてほしくないですよね。

そこで今回は、乳歯と虫歯の関係についてお話したいと思います。

黒くなっていないのに、虫歯?


歯が黒くなっていたら虫歯だという認識は皆さんにもあると思います。

しかし、一見白いので虫歯じゃないように見えても、虫歯になっているということもあるのです。透明感のない白濁としたような色になっていたら注意が必要です。

このような白い虫歯は乳歯の多くや、永久歯の初期虫歯などにも見られます。黒くなっていないから大丈夫だろうと思っていたら、実際はあちこち虫歯になっていた…などということもあり得るので気を付けましょう。

痛くないので気が付かない…


乳歯は柔らかく、虫歯が進行しやすいのですが、子どものうちだと痛みの感覚が発達しておらず、痛みに気が付きにくいです。また、永久歯よりもエナメル質や象牙質も薄く、すぐに神経まで到達してしまいます。そのため、お子さんが痛みを訴えたりしていなくても、定期的にチェックすることが大切です。

予防をしよう!


虫歯にならないようにするにはやはり予防が効果的です。

では、虫歯の予防にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

・はみがき


歯の噛む面の溝、歯と歯茎の間など、虫歯になりやすいところに気を付けて磨きましょう。寝ている間は唾液が少なく、細菌が増えやすいので、寝る前には必ず歯を磨きましょう。

お子さんが自分で歯を磨けるようになっても、しばらくは仕上げ磨きをしてあげられたほうがいいでしょう。

 

・フッ素を塗る


歯医者では、フッ素を塗ることで歯の再石灰化を促し、エナメル質を強化することにより、虫歯を予防することができます。三か月に一回ほどの感覚で行うと効果的です。

 

・シーラント


奥歯にある溝は虫歯になりやすいので、シーラントといったプラスチックを埋め込み、溝に虫歯菌が入り込まないようにします。奥歯は磨きにくく、食べカスなどもつきやすいので、あらかじめ入らないようにしておくことによって虫歯を予防することができます。

おわりに


歯医者が苦手になるかどうか、それは最初に痛い思いをしたかということもかかわってくると思います。そのため、なるべく痛みを感じないで治せるうちに虫歯を発見し、治療していくことが大切です。定期的にお子さんの歯をチェックして、少しでも怪しいところがあったら歯医者で診てもらうようにしましょう!