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顎関節症について

2017.03.14 08:56:08

顎関節症について


こんにちは!おおたモール歯科の鹿山です。job_haisya_woman

顎関節症はその名の通り顎の関節の病気ですが、顎の関節だけではなく、顎の開閉に関わる筋肉や靭帯なども関係し、色々な症状が出ます。

今回はその顎関節症について少し詳しくお話しさせてください!

 

顎関節症ってなに?  0934020002


顎関節症とは、顎の関節や開閉に関わる筋肉の痛み、関節の雑音、口が開かないもしくは開きづらいなどの症状の出る慢性疾患です。

慢性疾患とは生活習慣病のように、徐々に発症し、痛みなどが出にくく、治療も長期に渡る病気を言います。

症状の出ている部位によりいくつかの型に分かれており、それぞれ治療法も異なります。

 

顎関節症の症状


顎関節症の症状は様々です。

 
口を開けた時や噛んだ時に顎の関節や周囲の筋肉が痛む

何もしなくても顎の関節や周囲の筋肉が痛む

口が開かない、開けづらい

口を開ける時や閉じる時に関節でカクカク、じりじりなどの音がする

これらのどれがが当てはまる方は、顎関節症の可能性があります。

 

顎関節症の原因


顎関節症の原因ははっきりしておらず、色々な要因により顎の関節と筋肉のバランスが崩れ、機能障害が起きると考えられています。

顎関節症の要因は様々ありますが、

 
睡眠中の歯ぎしりやくいしばり

日中の噛み締め

食事や会話中以外で上下の歯が触れている

片側で噛む癖

頬杖をつく癖

顎や口を使う楽器の演奏

などが顎関節症を引き起こしたり、持続させる因子となります。

 

 

顎関節症の治療


何もしなくても顎が痛む、口が開かないなど、急性的な症状が出た場合は、痛みを取り除く治療や、口を開ける訓練を行います。

 

顎関節症は治療をしたことで完治する!という病気ではありませんし、治療をしないとどんどん悪化してしまう!という病気でもありません。治療をしなくても自然に良くなっていくこともありますし、治療をして気にならなくなってもまた痛くなることもある、なんとも言えない病気です。

ですから、顎関節症の治療は、

『生活に支障がない』ところまで持っていくこと

再発しないようにすること

がゴールです!

 

ですから、顎関節症の方の治療は、顎関節症を引き起こしている要因を見つけその方に合った指導を行ったり、必要に応じてマウスピースを作ったり、マッサージ方を伝授したりが主になります。

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終わりに


顎関節症は症状も原因も様々なので、恵優会では患者様に沢山お話を伺い、その方に合った提案をいたします。

もしかして顎関節症かもと思った方は、ぜひおおたモール歯科、メディカルモール歯科にいらして下さい!

私自身、かれこれ10年以上顎関節症と付き合っていて、これまで様々な症状が出ては治りを繰り返していますので、少しでも気になることがありましたらご相談ください。