医療法人 恵優会

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歯周病について

2016.12.25 20:08:16

皆さんこんにちは。

本日もおおたモール歯科、おおたメディカルモール歯科へ御来院いただきありがとうございます。

 

今回は歯周病についてのお話をしていきます。

歯周病とは歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。昔は歯槽膿漏と呼ばれていました。歯周病は痛み無く進行するため、痛みがあって来院された場合は手遅れになることも多く、場合によっては気管支炎・肺炎・脳卒中などの全身疾患を引き起こしてしまう怖い病気です。

歯周病になる流れ


歯ブラシが当たっていないところに、プラークという細菌の塊が付着していきます。歯と歯茎の隙間から細菌が侵入し、歯茎が腫れだします。この段階でプラークを除去しておけば元の歯茎に戻ることができるのですが、それを放置していると細菌は歯茎の中へどんどん入ろうとしてくるため、歯茎の炎症も広がっていきます。広がるにつれて歯を支えている骨も溶けていき、歯が揺れだしてしまうと、それを治すといったことは極めて困難になってしまいます。次第に支えている骨が無いので抜け落ちてしまいます。

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治療法


まず、皆さん進行度は違ってくるため歯茎の検査をして現状をお伝えします。それから一人ひとりに合ったプランを提供いたします。一番大事になってくるのは歯磨きなので歯磨きの指導が必要であれば行っていき、プラークや歯石の除去を行います。歯茎の中に歯石や炎症が入り込んでしまっている場合は、さらに奥の歯石取りが必要になっていくこともあります。

大切なのは歯が揺れる、歯茎が痛むなどの自覚症状が出ていない段階で歯科院でのケアを行うことです。歯周病というのは高血圧や糖尿病と同じ慢性疾患なので治るまでには時間がかかることもありますが、早めに対処をすることによって歯の寿命も延ばすことができます。恵優会は歯周病の治療、そして予防にも力を入れているので自発症状のないうちにぜひ一度ご来院下さい。


おおたモール歯科
おおたメディカルモール歯科
スタッフ一同