医療法人 恵優会

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入院前の口腔治療について

2017.09.26 10:50:54

皆様こんにちは。
本日もご来院頂きまして誠にありがとうございます。
今回は入院前の歯科治療についてお話させて頂こうと思います。

入院前の口腔治療について


当たり前のことではありますが、入院するということは何かしらの疾患を持っている場合がほとんどです。
つまり普段より、免疫力が衰えている状態になります。
身体に入った菌を退治できず、感染が起こり易い状態です。

さらには入院によって、生活のペースが狂い、手術前後などは歯ブラシが怠りがちになってしまう場合もあります。
するとお口の中にはどんどん菌が溜まってきます。

免疫力が下がっている状態で、体の外と一番交通しているお口が汚れていたり、虫歯や歯周病があったりすると、退治出来ずに体中を駆け巡った菌は肺炎や心内膜炎などを引き起こす可能性があります。
せっかく病気を治すために入院したのに、お口の菌に感染してしまい、状態を悪化させては本末転倒ですね。

よって入院前はまずお口の中の病気を治し、歯石などの汚れも落としてから行っていただくことをお勧め致します。
これは出産を控えた妊婦さんにも言えることです。

また、全身麻酔などでお口の中に器具を入れての手術が計画されている場合、
ぐらぐら揺れている歯などがあると、大変危険なトラブルを起こす原因となることもあります。
該当する方は、術前に必ず歯科医や麻酔科医に相談しましょう。

当院では入院予定日を伝えて頂ければ、無理ない範囲での患者様に合った歯の治療計画をご提案しておりますので、
気軽にご相談頂ければと思います。

それではまたのご来院をお待ちしております。